米企業の月着陸船、失敗 機体異常、地球に制御落下

共同通信 2024年1月19日 11:07
 月着陸船ペレグリンのイメージ(アストロボティック提供・共同)
 月着陸船ペレグリンのイメージ(アストロボティック提供・共同)

 【ワシントン共同】米宇宙企業アストロボティック・テクノロジーは18日、フロリダ州から8日に打ち上げた月着陸船ペレグリンを地球の大気圏に落下させたと発表した。打ち上げ後に異常が発生、搭載した米航空宇宙局(NASA)の観測機器などを月に届ける目的は達成できなかった。

 民間初の月着陸となるはずだった。異常発生後も運用チームは搭載機器で可能な限りデータを取得。宇宙空間のごみを増やさないよう、残った機能を使って軌道を制御、人の居住地から離れた南太平洋上空から大気圏に進入させ、焼却を図った。

 判断や操作の過程はX(旧ツイッター)で逐一報告し、多くの応援コメントも寄せられた。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧