海藻などが炭素36万トン吸収 ブルーカーボン、世界初の算定

共同通信 2024年1月16日 21:08

 国内の海で海藻などに取り込まれた炭素「ブルーカーボン」は2022年度に約36万トンに上るとの算定を政府が初めてまとめ、4月にも国連に報告することが16日、環境省への取材で分かった。海藻を含む算定は世界初としており、担当者は「藻場の価値を見える形にすることで造成の後押しにつなげたい」と話している。

 環境省によると、海藻を中心にブルーカーボンの算定方法は確立されていない。国内では、沿岸に分布する海藻や海草などの種類や面積を基に吸収量を算定する方法が有識者検討会で議論され、近く正式決定する見込み。今回はその手法を活用して算定した。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧