国際プラ条約会議、誘致見送り 政府、他国の状況考慮

共同通信 2024年1月15日 16:06
 環境省が入る中央合同庁舎=東京・霞が関
 環境省が入る中央合同庁舎=東京・霞が関

 プラスチックごみ汚染を防ぐための国際条約作り交渉で、日本政府が採択のための会議の誘致を目指していたが、最終的に見送る方針を固めたことが15日、分かった。政府関係者が明らかにした。交渉の遅れや他国の誘致状況を考慮した。国内では自民党の議員連盟が誘致を求める決議をまとめるなど後押しの動きがあった。

 誘致を検討していたのは、条約を採択して確定させる2025年の外交会議。環境省によると、南米エクアドルやアフリカのルワンダ、セネガルなども名乗りを上げ、今年4月にカナダで開く政府間交渉委員会の会合で決まる見込み。

 条約策定の交渉期限は今年11~12月の会合だが、協議は大幅に遅れている。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧