石川・志賀原発、大きな異常なし 変圧器で火災発生、消火
![地震でひび割れした金沢市の道路=1日午後4時30分ごろ](/sites/default/files/images/newspack/2024-01PN2024010101000851.-.-.CI0003.jpg)
原子力規制庁は1日、石川県志賀町で震度7を観測した地震で、同町にある北陸電力志賀原発(停止中)では大きな異常はなく、使用済み核燃料プールの冷却を続けていると発表した。津波の影響は確認されておらず、電源も確保されている。北陸電によると1号機地下で震度5強を観測した。
規制庁によると、2号機変圧器付近で爆発音がして焦げたような臭いがし、消火設備が作動した。林芳正官房長官は変圧器で火災が発生したが消火済みと説明した。このほか地震の揺れで1号機プールの水がこぼれたが、外部への流出はない。
原発周辺に101台ある放射線監視装置のうち、13台が使用できなくなった。原因は不明。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧-
今月21日、史上最も暑い日に 世界平均気温、EU機関
共同通信 -
「H3」後継、20年代着手 JAXA、ロケット開発で
共同通信 -
国際数学五輪、金2銀2銅1 長野県の高校生ら
共同通信 -
搬出先、次期エネ基で具体化 中間貯蔵の使用済み核燃料
共同通信 -
韓国・現代のEVバス、屋久島へ 来年めど、島内路線に5台導入
共同通信 -
敦賀原発活断層、26日結論へ 原子力規制委、初不合格の可能性
共同通信 -
柏崎刈羽の再稼働、経済的恩恵を 自民新潟、経産相に要望
共同通信 -
黒潮大蛇行、赤潮に影響か 瀬戸内海への海水流入減少
共同通信 -
核ごみ直接処分でも技術活用可能 専門家「政策転換を視野に」
共同通信 -
島根2号機、地元首長と意見交換 規制委「現行基準で適切な審査」
共同通信