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「学校の森」再生進める 小中の校内、樹木の適正管理強化 熊本市がプロジェクト 環境学習〝教材〟にも

熊本日日新聞 2023年12月30日 19:52
熊本市が進める「学校の森再生プロジェクト」の出前授業。白川小児童が大木化するシンボルツリーの「大エノキ」の樹勢回復対策を学んだ=11月14日、同市中央区
熊本市が進める「学校の森再生プロジェクト」の出前授業。白川小児童が大木化するシンボルツリーの「大エノキ」の樹勢回復対策を学んだ=11月14日、同市中央区

 熊本市は「学校の森再生プロジェクト」と銘打ち、市内の小中学校にある樹木の適正管理を本年度から強化している。樹勢を保つためせん定や伐採に取り組むほか、児童・生徒たちに学校内の樹木の現状などを伝える出前授業を開き、環境への関心を高める身近な〝教材〟に活用している。

 市は今年4月、5局8課にまたがっていた緑関係の業務を集約して「森の都推進部」を設置。これまで市教育委員会の管轄だった学校の樹木管理も部内の市みどり公園課が引き継いだ。

 プロジェクトの背景には、樹木の手入れが十分に行き届いていなかった小中学校の現状がある。同課は目視で対処が必要と判断した場合、根の腐れ具合などを調べて伐採やせん定に取り組んでいる。

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