【新春読者文芸】「時計」 小島ゆかり選
▼一席 地震[ない]の夜壁から落ちたあの時計ねじ穴だけが記憶している(龍 田)柳田 孝裕 ▼二席 短い針が6[ろく]になったらママが来る夕暮れの孫時計を覗く(城南町)林 ひろみ ▼三席 初めての国の時刻に針合わせ腕時計の旅新たに始まる(...
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