規制委、断層構造の追加説明要求 敦賀原発現地調査
![ボーリング調査の採取物を調べる原子力規制委員会の担当者ら=15日午前、福井県敦賀市](/sites/default/files/images/newspack/2023-12PN2023121501001568.-.-.CI0003.jpg)
原子力規制委員会は15日、日本原子力発電敦賀原発2号機(福井県敦賀市)近くの断層の活動性を調べる現地調査を終えた。再稼働に必要な審査の一環で、担当の石渡明委員は記者団に「(断層の)審査資料と実物では異なる点があった」と述べ、原電に断層構造などの追加説明を求めたと明らかにした。
審査では原子炉建屋近くの断層の活動性が焦点となっている。この断層が活断層で、原子炉直下まで続いていると判断されれば、廃炉となる可能性がある。
調査は14日から実施。15日は原子炉周辺でのボーリング調査の採取物など計11件の資料を観察した。規制委事務局によると、断層の形状を資料に詳細に記載するよう指示した。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧-
志賀原発、変圧器復旧に2年超か 能登半島地震で故障、北陸電力
共同通信 -
今月21日、史上最も暑い日に 世界平均気温、EU機関
共同通信 -
「H3」後継、20年代着手 JAXA、ロケット開発で
共同通信 -
国際数学五輪、金2銀2銅1 長野県の高校生ら
共同通信 -
搬出先、次期エネ基で具体化 中間貯蔵の使用済み核燃料
共同通信 -
韓国・現代のEVバス、屋久島へ 来年めど、島内路線に5台導入
共同通信 -
敦賀原発活断層、26日結論へ 原子力規制委、初不合格の可能性
共同通信 -
柏崎刈羽の再稼働、経済的恩恵を 自民新潟、経産相に要望
共同通信 -
黒潮大蛇行、赤潮に影響か 瀬戸内海への海水流入減少
共同通信 -
核ごみ直接処分でも技術活用可能 専門家「政策転換を視野に」
共同通信