汚染作業員、内部被ばく 福島第1原発「健康影響なし」

共同通信 2023年12月14日 19:51

 東京電力は14日、福島第1原発2号機での作業後、顔面に放射性物質の汚染が確認された協力企業の男性が内部被ばくしていたと発表した。今後50年間の被ばく線量の暫定評価は0・38ミリシーベルトで、健康への影響はないとしている。尿や便に含まれる放射性物質を分析して確定する。

 東電は、作業を終えた男性が全面マスクをバンドを緩めないまま外したため、汚染されたマスクの外側が顔に接触したことが原因とみている。

 また10月に第1原発の多核種除去設備(ALPS)の配管洗浄中、放射性物質を含む廃液を浴びた男性2人について、全身への影響を表す実効線量を評価した。健康への影響はないという。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧