北朝鮮射殺事件「矮小化」 韓国、前政権の対応監査
【ソウル共同】朝鮮半島西側の黄海上で2020年、北朝鮮当局が漂流していた韓国の男性公務員を射殺した事件で、韓国監査院は7日、国家安保室や国防省などが適切な初動対応を取らず、隠蔽や矮小化も図ったとする最終監査結果を公表した。南北関係を重視した当時の文在寅政権の姿勢が対応を鈍らせたとの見方があり、尹錫悦政権下で追及が進んでいた。
男性は20年9月21日に漁業取締船から行方不明となり、22日夜に海上で射殺、遺体を焼かれたとされる。監査院は、政府の各部署が積極的に救助へ動かず事態を放置したと指摘。射殺を把握した後は、関連の機密資料が廃棄されたとした。
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