核実験被害「国境ない」 禁止締約国会議で大学生強調
![核兵器禁止条約の第2回締約国会議で発言する高垣慶太さんを映すスクリーン=11月30日、米ニューヨーク(共同)](/sites/default/files/images/newspack/2023-12PN2023120101000271.-.-.CI0003.jpg)
【ニューヨーク共同】核兵器禁止条約の第2回締約国会議は11月30日、ニューヨークの国連本部で4日目の会合を開いた。広島市出身の大学生高垣慶太さん(21)=東京都=が、赤十字国際委員会(ICRC)の若者代表として出席。広島、長崎の原爆被害のほかにも米国による太平洋での核実験で日本の漁業者が被ばくしたことを伝え「被害に国境はなく、広範囲に影響を与える」と強調した。
米国は1954年にビキニ環礁などで水爆実験を繰り返した。静岡県焼津市のマグロ漁船「第五福竜丸」が被ばくしたほか、少なくとも25都道府県の延べ約千隻に漁業被害が出た。
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