学術会議、来月9日に臨時総会 組織見直し、法人化案巡り議論
日本学術会議の光石衛会長は27日の幹事会後の記者会見で、学術会議の組織見直しについて議論する臨時総会を来月9日に開くと明らかにした。内閣府の有識者懇談会で進んでいる見直し論議の現状を会員に説明し、意見を聞く。
有識者懇談会は8月に設置され、学術会議を現行の「国の特別機関」として残すか、民間法人や行政法人に移行するかを主に議論している。年内にも一定の結論をまとめる見通しだ。光石氏は「どういう条件なら賛成できるか、できないか。会員の意見を聞きたい」と話した。
11月9日の懇談会で内閣府は、法人化によって国費以外の収入確保や外国人会員の任命が可能になるとの考えを提示した。
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