真珠シンポで最新研究報告、三重 世界初の養殖成功130年
![三重県鳥羽市の観光施設「ミキモト真珠島」で開かれた「真珠研究シンポジウム2023」=24日午後](/sites/default/files/images/newspack/2023-11PN2023112401001798.-.-.CI0003.jpg)
真珠王と呼ばれた御木本幸吉が世界初の真珠養殖に成功し130周年を迎えたのに合わせ、三重県鳥羽市の観光施設「ミキモト真珠島」で24日、「真珠研究シンポジウム2023」が開かれた。販売業者や研究者ら約80人が、遺伝子情報に着目した最新の研究報告などに耳を傾けた。
「アコヤガイのゲノム解析からみえること」と題し講演した竹内猛研究員(沖縄科学技術大学院大学マリンゲノミックスユニット)は、真珠養殖に使われるアコヤガイのゲノム(全遺伝情報)を解析することによって「効率良く生産安定化できる」と話した。
宝飾大手ミキモトの中西伸一社長は「日本の研究が世界をリードしていく」と期待を込めた。
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