志賀原発で事故想定訓練 石川、富山の住民が避難

共同通信 2023年11月23日 15:49
 志賀原発の事故想定訓練で、避難のため自衛隊の特殊車両に乗り込む志賀町民ら=23日午前、石川県志賀町
 志賀原発の事故想定訓練で、避難のため自衛隊の特殊車両に乗り込む志賀町民ら=23日午前、石川県志賀町

 石川県は23日、北陸電力志賀原発2号機(同県志賀町)が地震で外部電源を喪失し、放射性物質が放出されたとの想定で防災訓練を行った。原子力規制委員会や自衛隊など約240機関の関係者や住民ら約1700人が参加。事態進展に合わせ、原発から30キロ圏内の避難手順を確認した。

 志賀町で震度6強の地震が発生し、炉心冷却ができなくなり、放射性物質が原発から南に拡散したと想定。対策拠点のオフサイトセンターに関係者が集まり、国や各自治体とつないだテレビ会議で原発の状況や住民の避難情報を共有した。

 30キロ圏内では、入院患者らも含め指定場所への退避を実施。汚染検査や除染も行われた。

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