比、米と原子力協定に署名 32年の原発初稼働目指す
![APEC関連会合で演説するフィリピンのマルコス大統領=15日、米サンフランシスコ(ゲッティ=共同)](/sites/default/files/images/newspack/2023-11PN2023111701001243.-.-.CI0003.jpg)
【サンフランシスコ共同】フィリピンは米国と16日、米カリフォルニア州で原子力協定に署名した。署名に立ち会ったマルコス大統領は、2032年までに同国で初めて原発を稼働させる目標を示し、米国を「パートナーの一つ」と呼んで調達先と見なしていることを示唆した。
協定が発効すれば、フィリピンは原発導入に向け、米国から機器や核物質の輸入、技術移転を受ける条件が整う。
署名はAPEC首脳会議に合わせて行われた。15日には、フィリピン電力最大手のマニラ電力と米原子力発電開発企業ウルトラ・セーフ・ニュークリア・コーポレーションが小型炉のフィリピン導入を検討する協力合意文書に署名した。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧-
火星の岩に微生物の痕跡? 米探査車、証明には遠く
共同通信 -
敦賀原発2号機審査結論へ 規制委が断層判断、初の不合格か
共同通信 -
月探査車「テネシアス」完成 日本の宇宙企業ispace
共同通信 -
恐竜化石、鳥類“親戚”の新種 トロオドン科、兵庫で発見
共同通信 -
玄海原発の基準津波を見直し 九州電力、政府評価を反映
共同通信 -
志賀原発、変圧器復旧に2年超か 能登半島地震で故障、北陸電力
共同通信 -
今月21日、史上最も暑い日に 世界平均気温、EU機関
共同通信 -
「H3」後継、20年代着手 JAXA、ロケット開発で
共同通信 -
国際数学五輪、金2銀2銅1 長野県の高校生ら
共同通信 -
搬出先、次期エネ基で具体化 中間貯蔵の使用済み核燃料
共同通信