脳死判定にCT導入検討、厚労省 検査不能時の代替手段
![脳死判定法と補助検査のイメージ](/sites/default/files/images/newspack/2023-11PN2023111301000936.-.-.CI0003.jpg)
事故などで目や脊髄を損傷し、脳死判定の要件となっている瞳孔の状態や脳幹反射を確認する検査ができない場合の代替手段として、コンピューター断層撮影(CT)によって脳内の血流の消失を調べる補助検査の導入を、厚生労働省が検討している。15日の臓器移植委員会で了承されれば、具体的な準備を進める。代替手段としての補助検査導入は初めてとなる。
本人や家族に臓器提供の意思があるものの、検査ができないため提供に至らない例があった。補助検査導入によって、意思をより尊重できるようにするのが狙い。
瞳孔の状態や脳幹反射を調べるには、目に光を当てたるなどするが、けがや障害で確認が困難なことがある。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧-
トヨタ、北米で脱炭素加速 サプライヤーと協力
共同通信 -
火星の岩に微生物の痕跡? 米探査車、証明には遠く
共同通信 -
敦賀原発2号機審査結論へ 規制委が断層判断、初の不合格か
共同通信 -
月探査車「テネシアス」完成 日本の宇宙企業ispace
共同通信 -
恐竜化石、鳥類“親戚”の新種 トロオドン科、兵庫で発見
共同通信 -
玄海原発の基準津波を見直し 九州電力、政府評価を反映
共同通信 -
志賀原発、変圧器復旧に2年超か 能登半島地震で故障、北陸電力
共同通信 -
今月21日、史上最も暑い日に 世界平均気温、EU機関
共同通信 -
「H3」後継、20年代着手 JAXA、ロケット開発で
共同通信 -
国際数学五輪、金2銀2銅1 長野県の高校生ら
共同通信