手話するペコちゃん人気 CODAの絵描き、包装デザイン
耳の聞こえない両親を持つ絵描きの門秀彦さん(52)がデザインした不二家のキャンデー「ミルキー」のオリジナル限定商品の包装がかわいいと人気だ。「アイラブユー」のハンドサインをする不二家のキャラクター・ペコちゃんが描かれた小箱の裏面と外箱に、「つながる」手話をモチーフにカラフルな人々をデザインした。
全国初の手話言語条例制定から10年を迎えた鳥取県と不二家の共同企画。
長崎県出身の門さんは、自身は聞こえるが、耳の聞こえない両親の下で育った。こうした人たちは「CODA(コーダ)」と呼ばれる。幼い頃、両親と話す中で手話やジェスチャーでは伝えきれない思いを表現するために絵を描き始めた。20歳の時、知り合いから壁絵を描いてほしいと頼まれた。父の「息子の絵の前で、ろうの仲間と待ち合わせたい」との願いをヒントに、壁絵に手話の場面を描いた。
10箱入りが12セットで1万1880円。「とっとり手話フェス2023」のホームページから注文でき、売り上げの一部は手話言語の普及活動へ寄付される。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「暮らし・話題」記事一覧-
織田信長、足利将軍の側近に書状 滅亡前年「あなたの働きが重要」
共同通信 -
ビール5社が羽田で限定イベント 国産ホップの魅力アピール
共同通信 -
紙面デザインの工夫など紹介 ニュースパークで企画展
共同通信 -
地方公務員の地域手当見直しへ 総務省、近隣格差を是正
共同通信 -
川村記念美術館の存続へ署名 移転検討受け、千葉・佐倉
共同通信 -
母パンダ「良浜」24歳の誕生日 和歌山・白浜のレジャー施設
共同通信 -
ベニズワイガニ初水揚げ シーズン到来、鳥取・境港
共同通信 -
ゴジラ70周年、記念貨幣販売 造幣局、世界自然遺産も
共同通信 -
ジブリパーク2周年で行事、愛知 11月、上映会や演奏会
共同通信 -
底引き網漁解禁、初競り実施 地震で能登の魚ほぼ水揚げなく
共同通信