JR西日本の整備場を一般公開 米子、特急やラッセル車
鳥取県米子市で28日、JR西日本の整備場「後藤総合車両所」が一般公開された。特急車両やラッセル車の展示、車体のつり上げ作業の実演などに、鉄道ファンや地元住民らが熱心に見入った。JR西によると来場者は約2千人だった。
公開は鉄道を身近に感じてもらおうと1987年から実施。検修庫と呼ばれる整備施設にはJR西の寝台特急「サンライズ出雲」や特急「スーパーおき」のほか、整備を請け負う京都丹後鉄道や智頭急行の車両も並んだ。11月からリバイバル運行する「緑やくも色」と呼ばれる旧デザインの特急「やくも」もお披露目され、人垣ができた。子どもが対象の車掌や整備士の体験も人気だった。
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