12月電気代は8社値下がり 石炭価格下落、ガスは上昇
大手電力10社が27日発表した12月の家庭向け電気料金は、北海道と東北、東京、中部、北陸、中国、四国、沖縄の8電力が11月と比べ値下がりとなった。火力発電の燃料となる石炭の輸入価格下落を反映させた。一方で、大手都市ガス4社のガス料金は液化天然ガス(LNG)価格が小幅に上昇した影響で、全社で値上がりする。
標準的な家庭の電気料金は、沖縄が119円下がり7934円となる。中国が106円、北陸が81円、四国が73円、東北が70円、東京が52円、北海道が48円、中部が37円それぞれ下がる。九州は、離島向け電気の燃料費を調整する制度の影響で3円上昇。
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