牧野植物園の来場30万人、高知 朝ドラ「らんまん」効果で大幅増
高知出身の植物学者、牧野富太郎博士(1862~1957年)の功績を伝える高知県立牧野植物園の2023年度の入園者数が27日、開園以来初めて30万人を突破した。これまでの年度当たり最多は22年度の21万4304人。23年度は40万人に届く可能性があるという。
牧野博士を主人公のモデルにして今年4~9月に放送されたNHK連続テレビ小説「らんまん」の効果で入園者が大幅に増えた。
牧野博士は現在の高知県佐川町出身で、生涯で1500種類以上の植物を命名した。園は牧野博士が死去した翌年の1958年に開園。国内の草花や木を植栽しているほか、博士が描いた植物図などを展示している。
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