絵入りリンゴの箱詰め公開 青森から今年も仏へ
リンゴの皮に絵柄が浮き上がるように栽培した「絵入りリンゴ」の箱詰めが24日、青森県弘前市の農業資材販売業「佐藤袋店」で報道陣に公開された。フランス大統領府などに毎年送って交流を深めており、今年は2024年のパリ五輪の開催を記念してエッフェル塔などをデザインした。
絵入りリンゴは、赤くならないよう光を遮る袋に実を包み育てる。秋に袋を外し、絵柄のシールを貼ると、日光で周りの皮だけが赤く色づいて絵が現れる。
マクロン大統領の似顔絵やモナリザといった定番のほかに、今年はパリの歴史的建造物からノートルダム大聖堂や凱旋門などを加え、計18種のデザインで栽培。例年通り大統領府などに贈呈する。
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