切り抜きの束で父と「対面」(満永庄太郎、65、元教員、合志市)
「ねえ、見てよ」。妻が、黄ばんだ新聞の切り抜きの束を差し出す。 今年、実家をたたむことにした妻が、義母の遺品を整理していて見つけた切り抜きの束。丁寧に切り取り、一枚一枚に日付を記し、順に重ねた熊日のコラム欄「斜断記」だった。 「斜...
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