海から遠い住宅地の川にエイ!? 熊本市の坪井川、河口から8キロ 散歩中の男性が動画撮影

熊本日日新聞 2023年9月1日 18:05
元会社員の男性が熊本市西区の白坪小近くの坪井川で撮影したアカエイ。河口からは約8キロ離れている=8月30日午前7時ごろ(提供動画から切り取り)
元会社員の男性が熊本市西区の白坪小近くの坪井川で撮影したアカエイ。河口からは約8キロ離れている=8月30日午前7時ごろ(提供動画から切り取り)

 「熊本市の白坪小学校近くの川をエイが泳いでいてびっくりした」。熊本市西区の元会社員の男性(60)が散歩中に撮影したというエイの動画が熊本日日新聞に寄せられた。海水にいるはずのエイが、河口から約8キロも上流の川に? SNSこちら編集局で取材した。

 男性がエイを目撃したのは8月30日午前7時ごろ。場所はJR熊本駅から南に1・3キロの住宅地を流れる坪井川だ。散歩の際にたまに通るが、エイを見たのは初めてという。全長50~60センチほど。上流の方へ泳いでいったといい、「こんなところまで上ってくるのだと思い驚いた」と話す。

 熊本博物館の清水稔学芸員(52)に動画を確認してもらうと「アカエイ」で間違いないという。沿岸部のほか、海水と淡水が混じり合う川の河口付近の汽水域にも多く生息する。そして坪井川を管理する熊本県河川課によると、実は坪井川は河口から9・8キロ上流の熊本駅東側付近まで、汽水域が続いているという。

 アカエイは淡水域でも生きられるため川を上流までさかのぼることもある、と清水さん。ただ、尻尾には毒があるため「見つけても捕まえないようにして」と話している。(東有咲)

坪井川の河口から9845メートル上流にある堰(せき)。県河川課によると、ここまで汽水域が続いているという=1日、熊本市西区
坪井川の河口から9845メートル上流にある堰(せき)。県河川課によると、ここまで汽水域が続いているという=1日、熊本市西区

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