受動喫煙対策強化、認知34% 法施行3年、がんセンター調査
2020年施行の改正健康増進法で受動喫煙対策が強化されたことを知っていた人は34・8%だったとの調査結果を国立がん研究センターが31日、公表した。知らなかった人は44・1%。31日は世界保健機関(WHO)が定める「世界禁煙デー」。同センターは「法施行から3年たつが、周知不十分で普及啓発に課題がある」としている。
調査は4月、20歳以上の2千人を対象にインターネットで実施。受動喫煙対策に関する意識や課題を調べた。
周りのたばこの煙を「不快に思う」は全体の70・4%で、非喫煙者に限定すると77・2%、喫煙者では36・2%。喫煙状況によって大きく異なる結果となった。
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