【連鎖の衝撃 文化財編⑤】古文書・美術工芸品 次世代にどう引き継ぐ 保管や展示方法、課題

熊本日日新聞 2016年5月25日 00:00
熊本地震で散逸の恐れがあった矢野家文書を確認する稲葉継陽教授=4月22日、熊本市中央区の熊本大文学部付属永青文庫研究センター

 「地震で矢野家住宅の蔵がだめになりました。雨が降れば、古文書がやられます」  4月19日、熊本大文学部付属永青文庫研究センター長の稲葉継陽[つぐはる]教授(49)の携帯電話が鳴った。電話の主は、西原村教委社会教育係長の小谷桂太郎さん(4...

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