
バスケットボールBリーグ2部(B2)第16節は9日、各地で6試合を行った。西地区4位の熊本ヴォルターズは山形県総合運動公園で東地区6位の山形と対戦し、67─100と今季ワーストの33点差で完敗した。通算成績は13勝14敗となり、5位に後退した。
熊本は第1クオーターに先行を許し、16─23。第2クオーター、石川海斗やファイ・サンバ主将の得点で追い上げを図ったが、6本もの3点シュートを浴びて32─57と突き放された。
後半に入っても攻守がかみ合わず、第3クオーターを終えて51─81。第4クオーターは佐々木隆成の速攻などが決まったが、勢いに乗れないまま大差を挽回できなかった。
東西両地区の首位が激突した一戦は、東の群馬が91─69で佐賀に快勝した。他の西地区勢は、西宮が青森を93─88で下し熊本と入れ替わって4位に浮上。愛媛、福岡、香川はいずれも敗れた。
福島の選手の新型コロナウイルス感染が判明した影響で、福島─FE名古屋、東京Z─奈良は中止になった。熊本は10日午後2時から同会場で山形と再戦する。(萩原亮平)