
バスケットボールBリーグ2部(B2)第15節は2日、各地で7試合を行った。西地区5位の熊本ヴォルターズはホームの県立総合体育館で東地区3位の越谷に89-94で競り負け、年明けの第1戦を勝利で飾れなかった。通算成績は12勝13敗と再び黒星が先行したが、順位に変動はなかった。
熊本は第1クオーターで17-23とリードを許したが、第2クオーターはイバン・ラベネル、石川海斗らが得点を重ねて40-40と巻き返した。
第3クオーターはマーベル・ハリスが2本の3点シュートを含め12得点と活躍して71-66と勝ち越しに成功。しかし、第4クオーターに入り、外角からのシュートを連続で決められて再びリードを許した。残り1分を切ってデイビッド・ドブラスのシュートで89-89の同点としたが、直後に3点シュートを決められるなどして突き放された。
他の西地区勢は首位の佐賀が東京Zに91-71で快勝し、3位福岡は青森を下して2位に浮上。4位西宮、6位香川は共に敗れた。
熊本は3日午後2時から同会場で越谷と再戦する。(井田真太郎)