子どもがおびえ、硬直「かわいそうだった」 熊本乳児院の元職員、子ども守れず後悔
「虐待は日常的にあった。虐待をする職員を見ると、1、2歳の子どもがおびえたり、硬直したりしてかわいそうだった」。熊本乳児院(熊本市中央区)の元職員3人は証言の中で、そう振り返った。
うち2人は幼児に食事の介助をしながら、「虐待ではないか」と胸を痛める場面を度々目にしたという。食が細かったり、2歳の「イヤイヤ期」で食事を嫌がる子どもに対し、食べ物を無理やり詰め込み、子どもが吐き出すことがあった。職員が「食べんでよか」と手首をつかみ、
残り 533字(全文 753字)
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツTHEMES
熊本の教育・子育て-
台湾と日本の言葉で交互に、絵本読み聞かせ 菊陽町図書館
熊本日日新聞 -
目の動きで操作できるアプリ、熊本県立大生が開発 障害ある子の意思疎通に期待
熊本日日新聞 -
おれんじ鉄道、減便ダイヤを見直し 2月から 「登校時間に間に合わない」意見受け
熊本日日新聞 -
熊本市、低所得世帯への3万円支給は2月中旬開始
熊本日日新聞 -
羽子板、かるた楽しいね 外国人が正月遊びを体験 菊池女子高
熊本日日新聞 -
41校で願書受け付け始まる 熊本県公立高入試前期選抜
熊本日日新聞 -
【山鹿市の課題ー市長選、市議選を前に㊤】「人口減少」 企業誘致、子育て支援…選ばれる市へ、問われるかじ取り
熊本日日新聞 -
「菊陽町の暴走族対策を」児童が〝直談判〟【ほっとフォト】
熊本日日新聞 -
「からいもくんを使ったら」 大津町の特色研究、まちづくりプレゼン 美咲野小4年生
熊本日日新聞 -
五嶋主将「最初に行動することを大事に」 山下選手は厳しい環境に身を置く覚悟語る 大津高サッカー部の2人、大津中で講演
熊本日日新聞
STORY
連載・企画-
移動の足を考える
熊本都市圏の住民の間には、慢性化している交通渋滞への不満が強くあります。台湾積体電路製造(TSMC)の菊陽町進出などでこの状況に拍車が掛かるとみられる中、「渋滞都市」から抜け出す取り組みが急務。その切り札とみられるのが公共交通機関の活性化です。連載企画「移動の足を考える」では、それぞれの交通機関の現状を紹介し、あるべき姿を模索します。
-
学んで得する!お金の話「まね得」
お金に関する知識が生活防衛やより良い生活につながる時代。税金や年金、投資に新NISA、相続や保険などお金に関わる正しい知識を、しっかりした家計管理で安心して生活したい記者と一緒に、楽しく学びましょう。
※この連載企画の更新は終了しました。1年間のご愛読、ありがとうございました。エフエム熊本のラジオ版「聴いて得する!お金の話『まね得』」は、引き続き放送中です。