長期熟成のブレンド焼酎、英国・スピリッツ部門「金賞」 熊本県錦町の六調子酒造「とろしかや」

熊本日日新聞 | 2022年8月5日 20:16

長期熟成焼酎「とろしかや」が国際コンテストで最高評価を得た六調子酒造の池邉道人社長=錦町

 熊本県錦町西の六調子酒造が造る「超古酒とろしかや」が、英国の世界的酒類コンテスト「インターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティション(IWSC)」のスピリッツ部門で最高位の金賞に輝いた。池邉道人社長(64)は「長年追求してきた焼酎の長期熟成とブレンドが評価された」と喜んでいる。

 「とろしかや」は、古代の九州南部の豪族「熊襲[くまそ]」の首領「川上梟帥[かわかみのたける]」の別名から取ったという。「超古酒」(アルコール40度)は、貯蔵17年以上の米焼酎と麦焼酎に30年貯蔵の米焼酎をブレンドし、「コメの上品な味わいとムギの香りを掛け合わせた」という自信作。審査では100点満点中96点だった。

 同様に10~12年貯蔵に30年貯蔵を加えた「大古酒とろしかや」(同38度)は、国際味覚審査機構(ベルギー)のコンクールで、4回目となる最高評価「三つ星」を獲得した。

 池邉社長はかつてスコッチウイスキーの本場を視察し、「焼酎のステータスを上げたい」と長期熟成やブレンドを探究してきた。今回の受賞で「焼酎も世界の蒸留酒と肩を並べられると自信を持った」と話す。

 価格はいずれも720ミリリットルで超古酒1万1千円、大古酒5500円。(中村勝洋)

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