デビュー小説、20~30代が共感 熊本市出身のMIYAMUさん 東京でバー経営、経験や友人モデルに

熊本日日新聞 | 2022年5月31日 12:12

熊本市出身のMIYAMUさんのデビュー作「ホワイトカメリア」

 熊本市出身で現在は東京・恵比寿でバーを経営しながら雑誌に占いも掲載しているMIYAMU[ミヤム]さん(本名、年齢は非公表)が、恋愛小説「ホワイトカメリア」(講談社)で小説家デビューした。出版から約4カ月で6度重版されるなど20代、30代を中心に読者が広がっている。

 物語は、主人公の男性が営むバーが舞台。主人公とバーに通う若者たち男女5人が、恋人と別れたり、嫉妬したりする不器用で複雑な恋愛模様を、それぞれの視点を織り交ぜながら描いている。

 MIYAMUさんは熊本高を卒業し、神戸大に進学。在学中に友人らと、出張撮影する写真サービス会社を興し、卒業後は「リクルート」に就職した経験も持つ。これまで交流サイト(SNS)でポエムや短編の恋愛物語を書いていたが、長編小説を書くのは初めて。自身のこれまでの経験や友人らをモデルに半年かけて書き上げた。

 作中には熊本出身の人物も登場し、熊本弁も多用している。MIYAMUさんは「フィクションでありながら現実にもありそうな物語に仕上げた。熊本ネタもあるので楽しんで読んでもらえれば」と話している。A5判317㌻、1620円。(川野千尋)

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