濱田氏、堤氏が当選 熊本県議熊本1区補選、投票率18・57% 国政、地方選問わず熊本市実施で過去最低

熊本日日新聞 | 2022年5月29日 23:27

県議会議員の熊本市1区補欠選挙で当選した濱田大造氏(左)と堤泰之氏

 現職の辞職や失職に伴う熊本県議会議員の熊本市1区補欠選挙(被選挙数2)は29日投開票され、無所属元職の濱田大造氏(51)と、無所属新人の堤泰之氏(47)が当選した。投票率は18・57%。国政、地方選を問わず熊本市で実施された各種選挙で過去最低となった。

 元職1、新人4の計5人が争い、子育て支援の充実や女性の政治参加、渋滞解消などを主張し合った。

 濱田氏は県議選の一般選挙3回、補選1回の計4回目の当選。昨年10月の衆院選熊本1区への出馬で退いた座に返り咲いた。個人後援会を軸に浸透。衆院選を立憲民主党公認で戦った知名度に加え、今回は無所属で立候補したことで保守層にも食い込んだ。

 堤氏は個人後援会や高校の同窓会を中心に支持を拡大して初当選。同じ熊本市1区で挑んだ2019年4月の県議選で次点に終わった雪辱を果たした。自民党が誰も公認、推薦候補を擁立しない中で、自民入りへの思いを公言し、票を上積みした。

 無所属新人の杉嶌ミカ氏(39)は歌手活動で培った人脈を頼りに無党派層にも働きかけたが、わずかに届かなかった。唯一の政党の公認候補だった共産党新人の西川悦子氏(68)は党支持層以外への広がりを欠いた。無所属新人の園田和雄氏(75)は及ばなかった。

 当日有権者数は41万5158人(男19万2183人、女22万2975人)。投票率は、これまで最低だった18年7月の県議熊本市2区補選の20・72%を下回った。

 当選者の任期は現職と同じ23年4月29日まで。(内田裕之)

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