甘さすっきり、熊本県産ミカンでリキュール 3社が共同開発

熊本日日新聞 | 2022年01月14日 07:30

ヤマエ久野熊本支店など3社が共同開発したリキュール「だるまみかんのお酒」=12日、熊本市

 食品卸のヤマエ久野熊本支店(熊本市)は、農業生産法人のウシジマ青果(同市)と球磨焼酎メーカーの常楽酒造(錦町)と共同で、県産ミカンの果汁をたっぷり使ったリキュール「だるまみかんのお酒」を開発した。ミカン本来の甘みを生かし、すっきりとした味わいに仕上げた。

 熊本地震や2020年7月の豪雨災害の復興途上にある熊本を応援したいと、同支店酒類課の矢野正悟さん(26)が企画。取引先を回って原料を選び、ラベルにもこだわって1年がかりで完成させた。

 ウシジマ青果が西区河内町で「だるまみかん」のブランド名で生産する温州ミカンの果肉だけを搾り、常楽酒造が米焼酎と配合して製造した。果汁約30%を含み、アルコール度数は12度。そのままロックで味わっても、カクテルベースにしてもおいしいという。

 1本500ミリリットル入りで希望小売価格は1210円。年間約千本を生産し、3月から県内の量販店や酒販店などを中心に販売する予定だ。矢野さんは「いずれは県外にも販路を広げ、熊本の生産者やメーカーをアピールできる商品に育てていきたい」と力を込める。(清水咲彩)

リキュールの企画を担当したヤマエ久野熊本支店の矢野正悟さん=12日、熊本市

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