優勝旗持ち帰って! 地元大津町民ら興奮 ホンダ熊本、都市対抗野球決勝進出

熊本日日新聞 | 2021年12月08日 21:54

ホンダ熊本のサヨナラ勝ちが決まり、手をたたいて喜ぶ選手の家族ら=8日、東京ドーム

 頂点まであと1勝─。ホンダ熊本が都市対抗野球大会の決勝進出を決めた8日、東京ドームのスタンドに詰め掛けた同僚や地元で見守った大津町民は、もろ手を挙げて快進撃を喜んだ。

 東京ドームの三塁側スタンドでは選手の家族や社員、町職員ら約600人がナインを後押しした。本来は抑えの守護神ながら先発登板した片山雄貴の母啓子さん(55)=福岡県須恵町=は「これまで通りの抑えだと思っていたからびっくり」と目を丸くしながらも快投に涙していた。

 同点に追い付かれた直後の九回裏に古寺宏輝がサヨナラ本塁打を放つと、熱気は最高潮。前打席まで快音のなかった主砲だったが、父雄史さん(47)=大分県宇佐市=は「最後は決めてくれると信じていた」と頬を紅潮させた。

 本拠地を置く大津町では、金田英樹町長と住民ら約20人が町づくり交流センターでインターネット中継に見入った。一投一打ごとにうちわをたたき、決勝進出が決まると万歳三唱。金田町長は「町民も元気をもらった。ぜひ優勝旗を町に持ち帰ってほしい」。私設応援団長の松岡秀雄さん(65)は「追い付かれた時はがっくりしたが、古寺選手がよく打ってくれた。町の明るい未来につながるホームラン」とたたえた。

 町は9日の決勝も役場庁舎でパブリックビューイングを開催する。(野方信助、福山聡一郎)

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