「次こそ決めるぞ」J2復帰 ロアッソ熊本サポーター、敵地に700人超

熊本日日新聞 | 2021年11月29日 06:22

試合後、あいさつした選手たちに拍手を送るロアッソ熊本のサポーター=28日午後、宮崎県新富町のユニリーバスタジアム新富(後藤仁孝)

 「下を向くな、次こそ決めるぞ」。サッカーJ3のロアッソ熊本は28日、敵地での宮崎戦を0-1で落とし、4季ぶりのJ2復帰は最終戦に持ち越しとなった。サポーターたちは惜敗に肩を落としながらも、最後の大一番に向けて選手たちを励ました。

 引き分け以上で昇格が決まる2位宮崎との天王山。会場のユニリーバスタジアム新富(宮崎県新富町)には700人以上の熊本サポーターが詰め掛けた。

 熊本市東区の男性(37)は「どうせワクワクして眠れないので」と同日午前0時ごろに車で現地入り。「絶対に勝って昇格してほしい」と試合前から気合十分だった。

 コロナ禍のため大声援は送れないが、赤いユニホームをまとった応援団は手拍子やハリセンを打ち鳴らすなどしてイレブンを後押し。選手たちも闘志を前面に出して攻め続けたが、無得点のまま後半39分に痛恨の失点を許した。

 それでもサポーターは試合後、硬い表情で現れた選手たちに大きな拍手を送った。同市東区の女性(36)は「ここぞという試合で勝てず残念だけど、戦う気持ちは見せてくれた」とねぎらった。

 最終戦は12月5日にホームのえがお健康スタジアムで行われ、熊本が勝てば昇格が決まる。Jリーグ入り前からのサポーターという同市中央区の男性(58)は「今年は何が何でもJ2に昇格しないと。前を向いて、次の試合にすべてを懸けるしかない」と力を込めた。(河北英之)

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