ロアッソ熊本、連勝ストップ 讃岐と0-0、J3首位キープ

熊本日日新聞 | 2021年10月24日 19:17

【熊本-讃岐】後半、浮き球をヘディングでクリアする熊本の上村=えがお健康スタジアム(石本智)

 明治安田J3第24節最終日は24日、えがお健康スタジアムなどで5試合を行い、首位のロアッソ熊本は13位の讃岐と0-0で引き分けた。連勝は7でストップしたが、通算13勝7分け2敗の勝ち点46で首位をキープ。2位宮崎と3位富山はともに敗れた。

 熊本は3試合続けて同じメンバーが先発した。前半は讃岐の守備網を崩せず、無得点で折り返した。後半は互いにシュートを打ち合う展開となったが、両チームのGKが好セーブを連発。熊本は終了間際にFW浅川隼人らが惜しいシュートを放つも得点できなかった。

 他会場は宮崎を2-1で下した福島が4位に浮上。富山は2-4で今治に大敗した。

 熊本の次戦は31日午後2時から、鹿児島市の白波スタジアムで7位鹿児島と対戦する。

【熊本-讃岐】後半、シュートが枠を外れ、悔しそうな表情を見せる熊本の浅川(11)

◆攻撃不発も守備踏ん張る◆

 熊本は破竹の勢いで連勝を重ねてきたが、12試合ぶりに無得点。自陣に引いた相手を攻めあぐねた。「きれいに崩そうとしすぎたかもしれない。勝ち切れるようにならないと」。主将のMF河原創は渋い表情だった。

 讃岐は下位ながら直近の6試合で3失点と守備力は高い。熊本は前半から速いパスワークで押し込みながらゴールを奪えない展開が続いた。

 後半は相手が攻撃を仕掛けてくる場面も増え、「逆に攻めやすくなった」と大木武監督。4試合ぶりに5人の交代枠をフルに使って攻勢を強めた。しかし、途中出場のFW浅川隼人が放った3本の惜しいシュートや、後半だけで5本あったCKも実を結ばなかった。

【熊本-讃岐】後半、相手クロスをパンチングではじき返す熊本のGK佐藤(中央右)

 逆に相手のカウンターで肝を冷やす場面もあったが、GK佐藤優也の好セーブなどで得点を許さなかった。DF黒木晃平が「無失点で終われたのは良かった」と振り返ったように、リーグ最少失点を誇る堅守で勝ち点1を死守したのは今後に生きるはずだ。

 7連勝で止まったとは言え、これで12戦連続負けなし。宮崎と富山が敗れ、上位を争うライバルとの勝ち点差は広がったが、本当の勝負はここからだ。河原主将は「負けなかったことをポジティブに捉え、反省を残り6試合に生かす」と力を込めた。(河北英之)

【熊本-讃岐】前半、ヘディングで競り合う熊本の菅田(右)

記事アクセスランキング

フォローする

  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • youtube