ロアッソ熊本、クラブ初の7連勝 沼津に3-1、J3首位守る

熊本日日新聞 | 2021年10月16日 20:25

【熊本-沼津】後半10分、3点目のゴールを決め、チームメートの祝福を受ける熊本の竹本(14)=沼津市の愛鷹広域公園多目的競技場

 明治安田J3第23節第1日の16日、首位のロアッソ熊本は12位の沼津と静岡県沼津市の愛鷹広域公園多目的競技場で対戦し、3-1で快勝した。熊本はJ参入後クラブ新記録の7連勝。通算成績は13勝6分け2敗の勝ち点45で、17日に試合がある2位宮崎との勝ち点差を5に広げた。

 熊本は前節と同じメンバーが先発し、前半13分にFW杉山直宏のPKで先制した。10分後にスローインの流れから沼津に同点弾を許したが、前半終了間際に再び得たPKをFW高橋利樹が決め、2-1で折り返した。

 後半は熊本ペースで展開。10分にMF竹本雄飛が3試合連続得点となるミドルシュートをゴール左隅に突き刺し、リードを広げた。

 熊本の次節は24日午後2時から、えがお健康スタジアムで13位の讃岐と対戦する。

【熊本-沼津】前半45分、熊本の高橋(右)がPKを決め、2-1と勝ち越す=沼津市の愛鷹広域公園多目的競技場

◆攻撃好調、多彩なパターン◆

 熊本攻撃陣の勢いが止まらない。シュート数こそ12-15と相手を下回ったが、PKによる2点を含む3得点で7連勝。直近3試合で計11点のゴールラッシュに、大木武監督は「(練習で)やってきたプレーが少しずつできてきた。自信になっている」と口元を緩めた。

 なかでも3戦連続ゴールを挙げたMF竹本雄飛の動きが目立つ。2-1の後半10分、味方が高い位置でボールを奪うと、中央へ攻め上がってパスを受けた。ゴールまで約25メートル。「遠いサイドのコースを相手に消された」と見るや、ニアサイドを狙った鋭いシュートでゴールネットを揺らした。

 立命大から加入して2年目。昨季はMF河原創ら大卒同期の3人が主力で活躍する中、3試合の出場にとどまった。「悔しさはあったけど、自分を高めることにベクトルを向けた」という。

 今季は後半戦に入って出場機会が増え、ここ6試合は連続で先発出場。得点力だけでなく、精度の高いロングパスや厳しい守備で存在感を高めている。「落ち着いて、思いっきりプレーできている」と胸を張る。

 チーム総得点34はリーグトップ。得意のサイド攻撃に加え、セットプレーやミドルシュートなどで「いろんな選手が得点できている」とMF上村周平。リーグ戦は残り7試合。岩手、富山、宮崎など上位との対決を控える。竹本は「まだまだ気を抜けない。全部勝つぐらいの勢いで戦う」と意気軒高だ。(河北英之)

記事アクセスランキング

フォローする

  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • youtube