ロアッソ5連勝、首位キープ 藤枝の猛追かわす

熊本日日新聞 | 2021年10月04日 00:12

【熊本-藤枝】後半25分、抜け出した熊本の坂本がシュートを決め、3-0とする=えがお健康スタジアム(石本智)

 明治安田J3第21節最終日は3日、えがお健康スタジアムなどで5試合を行い、首位のロアッソ熊本は11位の藤枝を3-2で下した。熊本は5連勝で通算11勝6分け2敗とし、勝ち点39で首位を守った。9試合連続不敗は2008年のJ参入以降、クラブ最長記録。

 熊本は前半36分、FW杉山直宏が蹴ったFKが相手オウンゴールを誘い、1-0で折り返した。後半は14分にMF竹本雄飛、25分には途中出場のMF坂本亘基が得点を決めて3-0とした。

 しかし、35分から立て続けに2失点。終盤も猛攻を受けたが、体を張った守備で1点のリードを守り切った。

 他会場は宮崎が4-0で鳥取に快勝し、今節試合がなかった岩手に代わり2位となり、富山は福島を3-1で破って3位に上がった。

 熊本の次戦は10日午後1時から、青森県八戸市のプライフーズスタジアムで8位の八戸と対戦する。

【熊本-藤枝】前半36分、熊本の高橋(左から2人目)が競り合ったボールが相手に当たってオウンゴールとなり、熊本が先制する

◆竹本、坂本J初ゴール◆

 熊本は若手2人のJ初ゴールを含め、今季初の3得点で連勝を5に伸ばした。終盤は追い上げられたものの、試合を支配した。MF竹本雄飛は「2失点は良くなかったが、自分たちのやりたいサッカーができた」と手応えを口にした。

 素早い寄せで相手の縦パスをことごとくカットし、前半はシュートを打たせなかった。攻撃では相手陣に押し込み続けて得たFKから、先制点をもぎ取った。

 後半も主導権を握った。14分にFKの流れから竹本が「ゴール前に味方がいたのは分かったけど、シュートしか考えなかった」と右足を思い切り振り抜いて追加点。途中出場のMF坂本亘基が3点目を奪い、楽勝ムードが漂った。

 ただ、積極的な選手交代で攻勢に出た藤枝に35分、38分と連続失点。嫌な流れとなったが、下を向く選手はいなかった。2失点目の直後、ピッチ上でMF河原創主将が「失点は自分のせい。切り替えていこう」とチームを鼓舞。ボールへの寄せを徹底して逃げ切った。

 首位固めは着々だが、冷や冷やの勝利は薬にもなったはずだ。「厳しい試合を勝ちにつなげられ、内容も良くなっている」と河原主将。次節からのアウェー連戦でもしぶとく勝ち点を積み重ねたい。(河北英之)

【熊本-藤枝】後半14分、熊本の竹本がシュートを決め、2-0とする
【熊本-藤枝】前半、ヘディングで競り合う熊本の高橋(右)

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