ロアッソ4連勝、首位守る 福島に1-0

熊本日日新聞 | 2021年09月26日 19:31

【熊本-福島】後半、先制ゴールを決め、喜ぶ熊本のターレス=えがお健康スタジアム(石本智)

 明治安田J3第20節最終日は26日、熊本市のえがお健康スタジアムなどで5試合を行い、首位のロアッソ熊本は3位の福島に1-0で勝った。熊本は今季初の4連勝で通算10勝6分け2敗とし、勝ち点36で首位を守った。

 熊本は前半から粘り強い守備で相手の攻撃をくい止めた。後半もピンチが多かったが、37分にFWターレスが、MF坂本亘基の折り返したパスを冷静に右足でゴールに蹴り込んで逃げ切った。

 岩手は今治を1-0で下して2位浮上。宮崎は勝ち点34で岩手と並んだが、得失点差で3位につけた。前節2位の富山は4位に下がった。

 熊本の次戦は10月3日午後7時から、えがお健康スタジアムで11位の藤枝と対戦する。

【熊本-福島】無失点で4連勝を飾り喜ぶ熊本のGK佐藤(左)とDF陣

◆GK佐藤、再三のビッグセーブ◆

 熊本はチーム一丸で守り抜き、首位固めに成功した。福島に長い時間押し込まれる劣勢をはね返し、GK佐藤優也は「自分たちが求めている内容とは違ったが、こういうゲームを拾っていくことも大事だ」とうなずいた。

 福島の高い位置からのプレスと、攻守の切り替えの速さに手を焼いた。それでも、佐藤が「無失点に抑えていれば、攻撃陣が点を取ってくれる。今日は我慢強く守れた」と振り返ったように、熊本のイレブンは球際で激しい攻防を繰り広げた。

 後半35分の最大のピンチは守護神が救った。至近距離からシュート3本を連続ではじき返してゴールマウスを死守。佐藤は「DF陣がコースを切ってくれているので、自分の仕事をするだけ」と表情を崩さなかったが、ビッグセーブが流れを変えた。2分後にFWターレスが決勝点を奪い、勝利を引き寄せた。

 熊本地震と豪雨災害の復興支援マッチに駆け付けた3500人を超える観客の前で、今季初の4連勝。3戦連続無失点と守りには選手らも一定の手応えを感じている。

 一方、シュート数で相手を下回るなど攻撃の迫力を欠いたのは反省点だ。MF上村周平は「自分たちのサッカーを表現できなかった。監督からも試合後に厳しく言われた。厳しい試合が続くと思うが、勝利にこだわってやっていく」。いよいよ残り10試合。先頭を譲らず、駆け抜けるつもりだ。(野方信助)

記事アクセスランキング

フォローする

  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • youtube
  • note