熊本県内景況、3期連続マイナス 7~9月期 非製造業は持ち直し

熊本日日新聞 | 2021年09月14日 13:44

 九州財務局が13日発表した7~9月期の法人企業景気予測調査によると、熊本県内の景況判断指数(BSI)は全産業でマイナス11・6だった。非製造業が持ち直し、2四半期連続で改善したが、3四半期連続のマイナスだった。

 業種別では、製造業がマイナス18・4。2四半期ぶりのマイナスとなった。飲食店の時短営業などで業務用が落ち込んだ食料品や、自動車減産の影響を受けた自動車・同付属品が悪化した。半導体や半導体製造装置の需要増を背景に、情報通信機械器具や生産用機械器具は好調だった。

 非製造業はマイナス8・8となり、2四半期連続で改善。広告出稿が回復した情報通信や、半導体関連の好調で人材派遣需要が増えた職業紹介・労働者派遣が改善した。一方、「ウッドショック」と呼ばれる木材価格上昇の転嫁が困難な建設や、新型コロナウイルス禍の影響が長期化する宿泊・飲食サービスは低調だった。

 10~12月期の見通しは全産業でプラス5・4に改善する見通し。同局は「ワクチン接種が進み、経済活動が正常化するとの期待感が出ている」と指摘した。

 大分、宮崎、鹿児島を含む管内4県の7~9月期のBSIはマイナス5・1。2四半期連続の改善だが、3四半期連続でマイナスだった。

 BSIは「上昇」と答えた企業の割合から「下降」と答えた企業の割合を引いた数値。調査は8月15日時点。県内129社を含む454社が答えた。(田上一平)

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