(9)隣近所で見守る意識を 東京大大学院・片田敏孝特任教授に聞く

熊本日日新聞 2021年5月30日 00:00
かただ・としたか 1960年、岐阜県生まれ。90年、豊橋技術科学大大学院博士課程修了。災害情報学、災害社会工学を専門に岐阜大、群馬大で研究。内閣府中央防災会議の委員も長年務める。日本災害情報学会会長、群馬大名誉教授。著書に「人が死なない防災」(集英社新書)など。群馬県在住。

 頻発する豪雨災害から命を守るため、住民や地域、行政は何を意識すべきか。危機管理を自治体に助言し、防災教育にも携わる片田敏孝・東京大大学院情報学環特任教授に聞いた。(聞き手・堀江利雅)  -昨年7月の豪雨災害では、犠牲者の8割以上が高齢者...

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