競輪、脇本が初の7冠制覇 全日本選抜
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競輪の第40回全日本選抜(G1)最終日は24日、愛知県の豊橋競輪場で決勝(2425m、6周)が行われ、脇本雄太(福井)が3分32秒1(上がり11秒7)で初優勝し、全G1制覇を達成した。2022年にはGPを制しており、G1が6レース制になった1994年10月以降では史上初めてGPとG1を合わせた7冠を手中に収めた。
G1での優勝は昨年の競輪祭以来で9度目。優勝賞金4190万円を獲得、年末のグランプリ(GP)出場権を得た。
レースは真杉匠(栃木)が主導権を取り、脇本は後方で待機。最終2コーナー付近で7番手にいた寺崎浩平(福井)がまくると追走する脇本も続き、最後の直線で差し切った。