米との協議「長いプロセス」 鉱物供与案提示でウクライナ高官

【キーウ、ワシントン共同】ウクライナメディアは22日、ウクライナに希少な鉱物資源を供与するよう迫るトランプ米政権が、21日に天然資源採掘に関する新たな協定案を提示したと報じた。ウクライナのイエルマーク大統領府長官は23日、記者会見し、米国との鉱物資源に関する協議について「国益に合致する場合に合意文書に署名する。長いプロセスになる」と述べた。
一方、米国のウィットコフ中東担当特使は同日のCNNテレビ番組で、今週にも合意するとの見方を示した。
報道によると、トランプ政権はウクライナの資源で得られる収益を使った5千億ドル規模の基金設立を提案した。