ソフト、新仕様のゴムボール発表 縫い目高く、国際球に近い形状

日本ソフトボール協会は23日、主に育成年代で使用する新仕様のゴムボールを初公開した。縫い目を高くしたことで握りやすくなり、国際大会などで使用する革製の球に近い形状となった。来年4月以降に各大会で使用される予定。
大きさや重さは変わらず、縫い目の高さを0・5ミリから0・9ミリへ変更。開発したメーカーによると従来の球より空気抵抗が増すことで同条件で打った場合に飛距離が短くなるデータもあり、安全性の向上も見込める。
東京都内で記者会見した岡本友章専務理事は「より投げやすい球になることで(競技に)親しみやすくなることを期待している」と語った。