自動運転トラックで商品輸送実験 グリコとキユーピーなど連携

江崎グリコとキユーピーなどは20日、お菓子やドレッシング類の商品を自動運転トラックで輸送する実証実験を始めると発表した。物流業界の人手不足は深刻化している。関西と関東に拠点がある両社が連携し、自動運転を活用した効率的な長距離輸送を構築する。
実験は7月17日以降に始め、4回実施する。往路は茨城県五霞町から神戸市までキユーピーの工場間を結び、復路は神戸市から埼玉県新座市のグリコの工場・物流拠点間で商品を運ぶ。
自動運転トラックの技術開発ベンチャーT2が開発した車両を使い、関東と関西の高速道路上の一部区間を自動走行する。運転手が同乗し、操作の一部をシステムが担う「レベル2」で実験する。