WBCでピッチクロック 投球間の時間制限を初導入

【フェニックス共同】来年3月に行われる野球の国・地域別対抗戦、第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、投球間に時間制限を設ける「ピッチクロック」が初めて導入されることが19日、米大リーグ機構関係者の話で分かった。今春の予選でも採用されるという。
ピッチクロックは大リーグで試合時間の短縮を目的に2023年から実施されており、現行のルールでは無走者の場合は15秒以内、走者がいる場面では18秒以内に投げなければならない。違反すると、1ボールが加えられる。日本が優勝した23年春の第5回大会は、シーズン開幕前で採用されていなかった。
プロ野球の1軍では時間制限は導入されていない。