高木「さらにギア上げる」 スピードW杯第5戦開幕

【トマショフマゾウィエツキ(ポーランド)共同】スピードスケートのワールドカップ(W杯)第5戦は21日、ポーランドのトマショフマゾウィエツキで開幕した。20日は日本勢ら出場選手が会場のリンクで調整。女子の高木美帆(TOKIOインカラミ)は「(3月の)世界距離別選手権に向けてさらにギアを上げる」と位置づけた。
今季の高木は五輪実施の個人種目で日本勢単独最多のW杯通算35勝とした一方、得意の1500メートルは直近2戦とも2位に終わった。第1日は格下の500メートルBクラスを38秒01で制し、1500メートルにも出場する。「課題に向かうという点で、全力で目の前のレースに挑みたい」と話した。