東証、午前終値3万9108円 米関税警戒で自動車株売り

19日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が反落。トランプ米大統領が導入を計画する自動車への関税の税率について「25%程度だ」と述べたと伝わり、関税政策への警戒感から自動車株が売られた。前日終値からの下げ幅は一時200円を超え、節目の3万9000円を割り込んだ。ただ前日の米国株高を好感し、小幅に上昇する場面もあった。
午前終値は前日終値比161円52銭安の3万9108円88銭。東証株価指数(TOPIX)は11・50ポイント安の2764・01。
国内の長期金利の上昇基調も相場の重荷となった。一方、利ざやの改善が期待される銀行など金融関連株は上昇した。