甘さ十分! 小玉スイカ初出荷 合志市のJA菊池選果場

合志市野々島のJA菊池スイカ選果場で18日、小玉スイカの出荷が始まった。初日は農家1軒が持ち込んだ約120玉を選別し、関東方面へ送り出した。
品種は重さ約1・6キロの「ひとりじめ7EX」。JA職員が1個ずつ選果機に通して糖度や重量を測り、くまモンをデザインしたシールを貼って丁寧に箱詰めした。
JA菊池西瓜[すいか]部会では、合志市と菊池市の30戸が12・6ヘクタールで小玉スイカを栽培している。今季は昨年11月中旬に定植。長引く暑さによる病気を避けるため、例年より2週間ほど遅らせた。年明け以降の冷え込みもあり出荷は3週間ほど遅れたが、糖度12度と甘さ十分。選果場の担当者は「厳しい気象条件の中、いいものができた」と話す。
JAによると、今季は例年並みの18万2千玉を出荷予定で、卸値は1600円前後。熊本県内では3月中旬から店頭に並ぶ。大玉スイカは3月中旬から34万玉を出荷予定で、小玉と大玉合わせて約10億円の売り上げを見込む。(林田賢一郎)
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツTHEMES
熊本の経済ニュース-
肥後銀頭取のSNS、何者かが乗っ取り 偽のメッセージ発信
熊本日日新聞 -
【電子版先行・台湾ビジネスリポート⑧】色彩や風水重視、占いは星座で 最先端のデジタル化でも伝統重視 効率好むビジネスマナー
熊本日日新聞 -
【独自】TSMC、熊本第2工場の着工「年内」に見直し 27年末までの稼働は変更せず
熊本日日新聞 -
肥後銀行、来店予約サービス開始 客を待たせず対応 口座開設や住所変更、ローン相談
熊本日日新聞 -
半導体の平和利用推進を 東大先端研が研究支援へ基金 熊本県の蒲島前知事が提案、700万円拠出
熊本日日新聞 -
2024年の熊本県内新車登録、7・4%減 型式認証不正での生産停止響く 軽自動車も14・3%減
熊本日日新聞 -
ワンピースとクッキーでコラボ 熊本市の清正製菓、第8弾発売
熊本日日新聞 -
半導体産業の魅力発信 益城町で「産業復興エキスポ」開幕 21日まで
熊本日日新聞 -
半導体拠点形成へ熊本県に51億円配分 内閣府のインフラ交付金 道路や水道整備に
熊本日日新聞 -
木村熊本県知事、24日から台湾・高雄市訪問 航空会社訪れ市長会談
熊本日日新聞
STORY
連載・企画-
移動の足を考える
熊本都市圏の住民の間には、慢性化している交通渋滞への不満が強くあります。台湾積体電路製造(TSMC)の菊陽町進出などでこの状況に拍車が掛かるとみられる中、「渋滞都市」から抜け出す取り組みが急務。その切り札とみられるのが公共交通機関の活性化です。連載企画「移動の足を考える」では、それぞれの交通機関の現状を紹介し、あるべき姿を模索します。
-
コロッケ「ものまね道」 わたしを語る
ものまね芸人・コロッケさん
熊本市出身。早回しの歌に乗せた形態模写やデフォルメの効いた顔まねでデビューして45年。声帯模写も身に付けてコンサートや座長公演、ドラマなど活躍の場は限りなく、「五木ロボ」といった唯一無二の芸を世に送り続ける“ものまね界のレジェンド”です。その芸の奥義と半生を「ものまね道」と題して語ります。