甘さ十分! 小玉スイカ初出荷 合志市のJA菊池選果場

熊本日日新聞 2025年2月18日 18:46
JA菊池が今季、初出荷する小玉スイカ。選果機を通して糖度などを確認する=18日、合志市
JA菊池が今季、初出荷する小玉スイカ。選果機を通して糖度などを確認する=18日、合志市

 合志市野々島のJA菊池スイカ選果場で18日、小玉スイカの出荷が始まった。初日は農家1軒が持ち込んだ約120玉を選別し、関東方面へ送り出した。

 品種は重さ約1・6キロの「ひとりじめ7EX」。JA職員が1個ずつ選果機に通して糖度や重量を測り、くまモンをデザインしたシールを貼って丁寧に箱詰めした。

 JA菊池西瓜[すいか]部会では、合志市と菊池市の30戸が12・6ヘクタールで小玉スイカを栽培している。今季は昨年11月中旬に定植。長引く暑さによる病気を避けるため、例年より2週間ほど遅らせた。年明け以降の冷え込みもあり出荷は3週間ほど遅れたが、糖度12度と甘さ十分。選果場の担当者は「厳しい気象条件の中、いいものができた」と話す。

 JAによると、今季は例年並みの18万2千玉を出荷予定で、卸値は1600円前後。熊本県内では3月中旬から店頭に並ぶ。大玉スイカは3月中旬から34万玉を出荷予定で、小玉と大玉合わせて約10億円の売り上げを見込む。(林田賢一郎)

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