肥後銀、18年ぶり新店舗 合志市・御代志駅近く 人口増に対応、ローンプラザ併設

肥後銀行は17日、合志市御代志に18年ぶりとなる新店舗「みよしスマート支店」を開設した。台湾積体電路製造(TSMC)の菊陽町進出や、一帯で相次ぐ宅地整備などに伴う人口増に対応する。
熊本電鉄御代志駅に隣接する区画整理事業地内に鉄骨平屋(床面積440平方メートル)を整備した。タブレット端末などデジタルツールを使って手続きを効率化する新形態の店舗で、住宅ローンなどの相談対応を強化するため「ひぎんローンプラザみよし」も併設。計15人体制で運営する。
開店前の式典には荒木義行合志市長や地元商工会会長、行員ら約70人が出席。笠原慶久頭取は「利便性向上や地域課題解決に取り組み、合志市のさらなる発展に貢献したい」と述べた。

新店舗には屋根に太陽光パネルを設置。建物全体の消費電力を再生可能エネルギーで賄う計画だ。同行によると、県内の金融機関で初の「ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)」の認証を取得した施設だという。この電力を利用する電気自動車(EV)の営業車両3台を採用している。(立石真一)
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熊本市出身。早回しの歌に乗せた形態模写やデフォルメの効いた顔まねでデビューして45年。声帯模写も身に付けてコンサートや座長公演、ドラマなど活躍の場は限りなく、「五木ロボ」といった唯一無二の芸を世に送り続ける“ものまね界のレジェンド”です。その芸の奥義と半生を「ものまね道」と題して語ります。