カブス鈴木、初日から打撃好調　開幕戦へ「しっかり準備」

　カブスの鈴木は、野手組のキャンプ初日から打撃練習で柵越えを放つなど好調をアピール。日本での開幕シリーズに向け「しっかり準備していきたい」と振り返った。

　昨季は右打者の日本選手で最多の２１本塁打を放ち、打率２割８分３厘、７３打点をマーク。後半戦で右翼から指名打者に固定されたが、守備練習にも意欲的に取り組み「エラーを何回もしたのは仕方がないとして、もっとレベルアップできるように、勉強したいなと思う」と気を引き締めた。

　ドジャースとの日本開幕戦には「家族も楽しみにしてくれているし、一生の思い出になる」と率直な思いを明かす。相手は大谷を筆頭に山本、佐々木と日本人３選手がそろうため「ドジャースの応援をしてもらっていいと思いますよ」と持ち上げつつ、カブスも同僚の左腕今永や守備の名手スワンソンら好選手を擁し「好き嫌いはともかく、カブスも知ってもらえたらありがたい」と笑った。

　２００４年、ヤンキース時代に松井氏が東京で開幕戦を行ったのを現地で目撃し、その雄姿を胸に刻んだことがあるそうだ。（メサ共同）