王鵬、春場所で「攻めの相撲を」 新三役確実、琴桜らと21番
![大嶽部屋に出稽古に来た琴桜(左)と相撲を取る王鵬=東京都江東区](/sites/default/files/images/newspack/2025-02PN2025021401001324.-.-.CI0003.jpg)
大相撲春場所(3月9日初日)で新三役が確実な王鵬が14日、25歳の誕生日を迎え「役力士になって守るものが増えると思うが、しっかり攻めていく相撲を取りたい」と抱負を語った。この日は東京都江東区の大嶽部屋で、出稽古に来た大関琴桜らと21番取った。
初場所は12勝を挙げて三賞初受賞となる技能賞に輝いたものの、千秋楽の優勝決定ともえ戦で豊昇龍に屈した。「あれが悔しくないやつは辞めた方がいい。もう充実感はない」。相撲を取る前の基礎運動から徹底して追い込み、191センチ、180キロの体を自在に動かせるように心がける。
史上2位の優勝32度を誇る元横綱大鵬(故人)の孫に当たる大器。